IYOHK

「毎朝コテで巻くのが大変」

「コテ巻き風パーマが気になるけれど、デジタルパーマとは何が違うの?」

「美容室ではどちらのメニューを予約すればいい?」

SNSやヘアカタログで巻き髪スタイルを探していると、「デジタルパーマ」と「コテ巻き風パーマ」という言葉を見かけることがあります。どちらも、ふんわりとしたカールや巻き髪のようなスタイル写真が多いため、「結局、この2つは何が違うの?」と迷ってしまいますよね。

最初に結論からお伝えすると、一般的に、デジタルパーマ=薬剤と熱を使ってカールをつくる施術方法、コテ巻き風パーマ=コテで巻いたような質感を目指すヘアデザイン・仕上がりの呼び方と考えるとわかりやすいでしょう。つまり、まったく別物というより、デジタルパーマという技術を使ってコテ巻き風のスタイルをつくるケースが多いのです。

ただし、「コテ巻き風パーマ」という名称には全国の美容室で統一された施術方法があるわけではありません。サロンによって薬剤や巻き方、使用するパーマ技術、目指すデザインが異なる場合があります。そのため、予約するときはメニュー名だけで決めるのではなく、「こんな巻き髪にしたい」「朝のコテ巻きを楽にしたい」など、理想の仕上がりを美容師と共有することが大切です。

今回は、デジタルパーマとコテ巻き風パーマの違いから、それぞれの特徴、向いている方、おすすめスタイル、毎日のセット方法まで美容師目線でわかりやすく解説します。パーマをかけるか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

デジタルパーマとは?

デジタルパーマとは、薬剤と熱を利用して髪にカールをつくるパーマです。専用のロッドに髪を巻き、機器につないで熱を加えながら施術することが大きな特徴です。

一般的なコールドパーマは、濡れているときにカールが強く見えやすい傾向があります。それに対しデジタルパーマは、乾かした状態でもカールを表現しやすいため、「コテで巻いたような大きめのカール」「毛先に立体感のあるスタイル」を希望する方に向いています。特にミディアムからロングなど、ある程度長さのある髪では、毛先の動きやカールを生かしたスタイルをつくりやすいのも特徴です。

一方で、薬剤だけでなく熱も使用するため、髪の状態を見極めながら施術する必要があります。

コテ巻き風パーマとは?

一般的にコテ巻き風パーマとは、その名前の通り、コテやカールアイロンで巻いたような、大きく柔らかなカールをパーマで再現するスタイルを指します。毛先に大きなワンカール、顔まわりから流れるようなカール、韓国風をイメージした大きめカールなどです。

ここで覚えておいてほしいのが、「コテ巻き風パーマ」という専用の一つの施術方法が必ず存在するわけではないという点です。美容室によってはデジタルパーマを使ってコテ巻き風スタイルをつくります。そのため、「デジタルパーマとコテ巻き風パーマはどちらがいい?」というより、「デジタルパーマでどんなコテ巻き風デザインをつくるか」と考えたほうがわかりやすいケースもあります。

デジタルパーマとコテ巻き風パーマの違い

デジタルパーマは、パーマの施術方法そのものを指す言葉です。薬剤と熱でカールを形成し、大きめからしっかりまでカールの強さを調整でき、乾いた状態でもカールを表現しやすいのが特徴です。ミディアムからロングで活かしやすく、スタイリングは乾かし方がポイントになります。

一方コテ巻き風パーマは、仕上がりやデザインの呼び方です。コテで巻いたようなカールを目指すことを指し、大きく柔らかなカールが中心で、巻き髪のような質感を目指します。施術方法はサロンによって異なるため、美容室では希望する写真を見せるのがおすすめです。

重要なのは、「名前の違い」よりも「自分がどんな仕上がりを希望しているか」です。

コテ巻き風パーマはデジタルパーマでつくるの?

美容室によって異なりますが、コテ巻き風パーマをつくるためにデジタルパーマを使用するケースは多くあります。デジタルパーマは乾いたときにカールが出やすいため、「朝、コテで巻いたような髪」を再現する目的と相性がいいからです。

ただし、デジタルパーマをかければ自動的にコテ巻き風になるわけではありません。同じデジタルパーマでも、ロッドの大きさ、巻く位置、カールをつける場所、薬剤、熱の設定、カットによって仕上がりは大きく変わります。だからこそコテ巻き風のスタイルでは、単に「デジタルパーマをかける技術」だけでなく、完成するヘアスタイルを逆算して設計する力が必要です。

コテで巻くのとコテ巻き風パーマは同じになる?

結論として、まったく同じではありません。コテは毎日自由に巻く方向や位置を変えることができます。今日は外巻き、明日は内巻き、顔まわりだけリバース巻きというように、日によってデザインを変えられます。一方でパーマは、施術によって髪に一定のカールをつけます。そのため毎日の再現は楽になりますが、コテほど自由自在にカール方向を変更できるわけではありません。

コテ巻きは毎朝巻く必要があり日によってデザインを変えやすい一方、スタイリング時に毎回熱を使う必要があります。コテ巻き風パーマは乾かして整えるだけで再現しやすく、基本のカールは固定されますが、乾かし方を覚えると朝の時間を短縮できる可能性があります。

「毎日違う巻き方を楽しみたい」という方にはコテが向いている場合があります。一方、「毎朝ほぼ同じ巻き髪をつくっている」「コテを使うのが苦手」「朝のスタイリング時間を減らしたい」という方には、コテ巻き風パーマが選択肢になります。

コテ巻き風パーマがおすすめなのはこんな方

毎日コテで同じようなカールをつくっている方は、コテ巻き風パーマによってスタイリングの工程を減らせる可能性があります。「左右で巻き方が違ってしまう」「後ろがうまく巻けない」というコテを使うのが苦手な方にもおすすめです。

ふわっと大きなカール、毛先のワンカールなど大きめのカールが好きな方にも向いています。ある程度髪に長さがあると大きなカールや毛先の動きを表現しやすくなるため、特に肩下からロングの方は、コテ巻き風デザインを楽しみやすいでしょう。

デジタルパーマがおすすめなのはこんな方

乾かしたときにカールを出したい方、ミディアム〜ロングでパーマを楽しみたい方、大きめのカールが好きな方、普通のパーマだとカールが出にくい方、スタイリングの再現性を重視したい方には、デジタルパーマという施術そのものが選択肢になりやすいでしょう。

ただし、髪質やダメージの状態によっては別の施術が適していることもあります。「デジタルパーマにしたい」と最初から決めるより、「こんな髪型にしたい」という希望から美容師に相談するのがおすすめです。

おすすめスタイル1|大きめゆるふわカール

コテ巻き風パーマの王道ともいえるのが、大きめのカールを重ねたスタイルです。毛先だけでなく中間部分から動きを出すことで、髪全体に柔らかな立体感をつくります。ロングヘアでも重たく見えにくく、「髪の長さは変えたくないけれど、印象を変えたい」という方にもおすすめです。ベージュやブラウンなど柔らかなカラーと組み合わせても相性がよく、女性らしい雰囲気を楽しめます。

おすすめスタイル2|韓国風くびれカール

顔まわりに流れをつくり、毛先へ大きな動きをつけるスタイルも人気です。ただし、SNSで見る韓国風ヘアの中には、コテで複雑な内巻き・外巻きを組み合わせてつくられているものもあり、そのすべてをパーマだけで完全に再現できるとは限りません。

そこで大切になるのが「写真のどこが好きなのか」です。顔まわりなのか、毛先の大きなカールなのか、全体のボリュームなのか。そこを美容師と共有することで、パーマで再現できる範囲と、ご自宅で少しスタイリングしたほうがよい部分をお伝えできます。

おすすめスタイル3|毛先ワンカール

「全体をクルクルさせるのは不安」というパーマ初心者には、毛先を中心にしたワンカールもおすすめです。ストレートの状態から毛先だけ自然に動くことで、シンプルながら柔らかい印象になります。「初めてパーマをかける」「仕事上、派手なヘアスタイルにはできない」という方には挑戦しやすいでしょう。

おすすめスタイル4|レイヤー×コテ巻き風パーマ

コテ巻き風パーマの仕上がりを大きく左右するのがカットです。特にレイヤースタイルとパーマを組み合わせると、髪の長さに段差ができることで、カールが重なり立体的に見えやすくなります。同じパーマでも、すべての髪が同じ長さのワンレングスと、顔まわりや表面にレイヤーが入った髪では見え方が異なります。IYOHKでも、パーマ単体ではなく、カットとパーマを連動させて考えることを大切にしています。

デジタルパーマ・コテ巻き風パーマは傷む?

デジタルパーマでは薬剤に加えて熱を使用します。そのため、髪への負担を完全にゼロにできる施術ではありません。特に、ブリーチ履歴、縮毛矯正履歴、ハイトーンカラー、過去のパーマ、毎日の高温アイロンなどが重なっている髪では慎重な判断が必要です。

大切なのは、「デジタルパーマだから傷む」「コテ巻き風パーマだから傷まない」というメニュー名だけの比較をしないことです。コテ巻き風パーマがデジタルパーマで施術されるのであれば、当然デジタルパーマとしての薬剤・熱の負担を考える必要があります。髪質や施術履歴に応じた薬剤選定と熱のコントロールが重要です。

ブリーチ毛でもコテ巻き風パーマはできる?

ブリーチ履歴のある髪は、特に慎重な判断が必要です。見た目では比較的きれいに感じても、過去のブリーチによって髪内部に負担が残っている場合があります。「ブリーチしたのは1年前だから言わなくてもいいかな」と思わず、必ず美容師へ伝えてください。現在の髪の長さによっては、毛先に以前のブリーチ部分が残っている可能性があります。髪の状態によっては、希望しているパーマをそのまま行わず、別の方法をご提案する場合もあります。

縮毛矯正をしていてもできる?

縮毛矯正履歴がある髪も、慎重な判断が必要です。縮毛矯正も薬剤と熱を使用する施術であり、その上からさらにデジタルパーマを行う場合は髪の状態を詳しく確認する必要があります。「いつ縮毛矯正をしたか」「どの部分に残っているか」「その後カラーを何回したか」などが重要です。履歴がわからない場合も、覚えている範囲で構いませんのでカウンセリングで伝えてください。

コテ巻き風パーマはどのくらい長持ちする?

パーマの持ちは、髪質、カールの強さ、髪の長さ、カット、ダメージ、自宅でのお手入れなどによって変わります。デジタルパーマは一般的なコールドパーマと比べてカールが安定しやすい傾向がありますが、「必ず○か月持つ」と一律に断定することはできません。

また、パーマ自体が残っていても、髪が伸びればカールの位置や全体のシルエットは変わります。例えば最初は肩付近にあったカールが、数か月後には下へ移動します。そのため、「パーマが取れた」と思っても、実際にはカットによってバランスを整えるだけでカールを活かせる場合もあります。

コテ巻き風パーマのセット方法

残念ながら、完全に何もしなくても毎日美容室帰りと同じになるわけではありません。ただし、毎朝コテで一から巻くことと比べると、スタイリングを簡単にできる可能性があります。

STEP1.寝ぐせをリセットする 朝、毛先がつぶれていたり変な方向を向いたりしている場合は、必要な部分を軽く濡らします。強い寝ぐせがある状態でスタイリング剤だけをつけても、きれいな形にはなりにくいためです。

STEP2.根元から乾かす まず根元を乾かします。根元が濡れたまま毛先だけを整えようとすると、全体のシルエットが決まりにくくなります。

STEP3.毛束をねじりながら乾かす 中間から毛先にかけては、パーマデザインに合わせて毛束を指で軽くねじりながら乾かす方法があります。左右で巻く方向が異なる場合もあるため、施術後に担当美容師から乾かし方を教えてもらいましょう。

STEP4.カールをほぐす 完全に乾いたら、固まったカールを手ぐしで自然にほぐします。ここでふんわりしたコテ巻き風の質感をつくります。

STEP5.オイルやスタイリング剤で整える 仕上げにオイルやバームなどを少量なじませ、ツヤや束感を整えます。髪質やスタイルによって適したアイテムは違うため、担当美容師へ相談するのがおすすめです。

パーマを長く楽しむためのお手入れ

デジタルパーマやコテ巻き風パーマをきれいに楽しむためには、ホームケアも大切です。シャンプー後に髪をゴシゴシこすらず、タオルでやさしく水分を取る。濡れたまま長時間放置しない。自分の髪に合ったトリートメントを使う。必要以上に高温のコテやストレートアイロンを繰り返さない。こうした基本のお手入れを意識しましょう。

特に、「パーマをかけたのに、毎朝さらに高温のコテで全部巻き直す」という状態になってしまうと、せっかくパーマをかけたメリットを感じにくくなります。美容室では、デザインだけでなく自宅での再現方法まで確認することをおすすめします。

IYOHKがコテ巻き風パーマで大切にする「カットとの連動」

IYOHKでは、パーマを単独の技術だとは考えていません。なぜなら、きれいなカールをつくるためには、その前のカットが非常に重要だからです。顔まわりにどれくらいレイヤーを入れるか、毛先の厚みをどれくらい残すか、トップに動きが必要かなど、これらによってパーマの設計は変わります。

IYOHKでは全スタイリストが、似合わせ、再現性、持ちの良さ、提案力、スピードまで含めたカット技術を磨いています。カット料金は一律7,000円(税抜)で、オーナーやトップスタイリストによる料金差は設けていません。そしてパーマでも最新の薬剤や知識を取り入れながら、髪への負担をできる限り考えた施術を大切にしています。目指しているのは、美容室でしか再現できない髪型ではなく、自宅へ帰ってからも楽しめるヘアスタイルです。

「コテ巻き風にしたい」だけでも相談して大丈夫

美容室を予約するとき、「デジタルパーマを選べばいいの?」「コテ巻き風パーマというメニューがないとできない?」と迷う必要はありません。「毎朝38mmくらいのコテで巻いています」「韓国風の大きなカールにしたいです」「コテを使わず朝5分くらいでセットしたいです」という伝え方で十分です。

画像をお持ちいただくのもおすすめです。美容師が髪質、長さ、ダメージ状態を確認しながら、デジタルパーマが適しているのか、通常のパーマが適しているのか、カットだけでも希望に近づけられるのか、一緒に考えることができます。

IYOHKが大切にする「記憶に残る技術」

IYOHKが考える高い技術とは、単にパーマをきれいにかけることだけではありません。「コテ巻き風にしたい」という希望の奥にも、人によって異なる目的があります。毎朝のスタイリングを楽にしたい、子どもの準備で自分の髪に時間をかけられない、コテで巻くのが苦手、久しぶりに雰囲気を変えたい。そうした、まだ言葉になっていない希望までくみ取り、その方の生活に合ったヘアスタイルをご提案すること。IYOHKでは、そうした接客力や洞察力、コミュニケーションまで含めて「記憶に残る技術」だと考えています。

よくある質問

Q.デジタルパーマとコテ巻き風パーマは別物ですか? 完全に別の施術とは限りません。デジタルパーマは薬剤と熱を使う「施術方法」、コテ巻き風パーマはコテで巻いたようなカールを目指す「仕上がり・デザイン」の名称として使われることが多くあります。美容室によって定義が異なるため、予約時に確認するのがおすすめです。

Q.コテ巻き風パーマは普通のパーマでもできますか? 希望するカールや髪質によって異なります。一般的には乾いた状態でも大きなカールを出しやすいデジタルパーマが選ばれるケースがありますが、最適な方法は髪の状態によって変わります。

Q.デジタルパーマは傷みますか? 薬剤と熱を使用するため、髪への負担を完全にゼロにはできません。髪質やダメージ状態に合わせた薬剤・温度設定が重要です。

Q.コテ巻き風パーマをかけたらコテは不要になりますか? 毎朝一からカールをつくる手間を減らせる可能性があります。ただし、より細かなデザインをつくりたい日などは、必要に応じてコテを使用することもできます。

Q.ショートでもコテ巻き風パーマはできますか? コテ巻き風パーマは一般的にミディアム〜ロングの大きなカールと相性がよい傾向があります。ショートや短めボブの場合は、通常のパーマなど別の方法が適していることもあります。

Q.初めてパーマをかける人にもおすすめですか? 髪質や希望するスタイルによりますが、自然なワンカールなどから始める方法もあります。「強いパーマは不安」とカウンセリング時に伝えてください。

Q.どちらを予約すればいいかわかりません 最初から施術方法を決める必要はありません。「コテで巻いたような髪にしたい」「朝のセットを楽にしたい」と希望をお伝えください。現在の髪を確認しながら、適した方法をご提案します。

まとめ

デジタルパーマとコテ巻き風パーマの違いを整理すると、デジタルパーマは薬剤と熱によってカールをつくる施術方法、コテ巻き風パーマはコテで巻いたような大きく柔らかなカールを目指すデザイン・仕上がりという考え方が基本です。つまり、「どちらが優れているか」という比較ではありません。

あなたが、どんな髪型になりたいのか、毎朝どのくらいセットに時間を使えるのか、どれくらい強いカールが好きなのか、現在の髪にどんな施術履歴があるのか。それによって適した方法は変わります。

IYOHKが最も大切にしているのは、髪を通して「豊かな時間」を提供することです。コテ巻き風パーマを考える理由が「毎朝のスタイリングを楽にしたい」ということであれば、その目的まで一緒に考えたいと思っています。毎朝15分かけて髪を巻いていた時間が少し短くなれば、ゆっくり朝食を食べられる、コーヒーを飲める、少し余裕を持って家を出られる。そんな時間が生まれるかもしれません。サロンで過ごす時間だけではなく、その後の日常まで心地よくする。それがIYOHKの考える美容です。

「コテ巻き風パーマをしてみたい」「デジタルパーマが自分に合うかわからない」「ダメージがあるけれどパーマをかけられる?」「この写真みたいな巻き髪にしたい」。そんな段階からで大丈夫です。メニューを決めることからではなく、まずはカウンセリングで理想のスタイルを聞かせてください。IYOHKでは、髪質やダメージ、カット、毎日のスタイリングまで考えながら、その方に合ったパーマスタイルをご提案します。美容室を出た瞬間だけではなく、次の日からの朝まで好きになれる髪へ。コテ巻き風の柔らかなスタイルに興味がある方は、ぜひIYOHKへご相談ください。

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