IYOHK

「朝は仕事や家事、子どもの準備で、自分の髪に時間をかけられない。」 「髪を巻きたいけれど、夏は暑くてアイロンを使うのが大変。」 「美容室ではきれいに仕上がっても、自宅で同じスタイルを再現できない。」

働く女性や子育て世代の方から、このようなお悩みを伺うことは少なくありません。忙しい朝に髪がまとまらないと、鏡の前で何度もやり直したり、結局いつも同じ一つ結びになったりすることもあるのではないでしょうか。

そのような方におすすめしたいメニューが、デジタルパーマです。乾かしたときにカールが現れやすく、スタイリングの再現性を重視したい方に向いています。毎朝コテやアイロンで巻く時間を減らしながら、柔らかな動きのあるヘアスタイルを楽しみやすいことが特徴です。

特に夏は、汗や湿気でスタイルが崩れやすく、ドライヤーやヘアアイロンの熱を負担に感じやすい季節です。今回は美容師の視点から、デジタルパーマの特徴や一般的なパーマとの違い、忙しい朝がラクになる理由、長く楽しむためのホームケアについて詳しく解説します。

デジタルパーマとは

デジタルパーマとは、薬剤に加えて専用の機器でロッドを温め、熱の力を利用してカールを形づくるパーマです。

一般的なパーマは、髪が濡れているときにカールが出やすい傾向があります。一方、デジタルパーマは、乾かす過程でカールの形が現れやすいことが大きな特徴です。そのため、日常のお手入れでは、髪を乾かしながら毛先を整えるだけでも、立体感のあるカールを再現しやすくなります。

デジタルパーマで目指しやすい仕上がりには、大きく柔らかなカール、毛先にまとまりのあるワンカール、コテで巻いたような立体感、顔まわりに動きのあるスタイル、女性らしいゆるやかなウェーブなどがあります。くっきり細かなウェーブというよりも、毛先を中心とした自然で柔らかな動きを楽しみたい方に向いています。

一般的なパーマとデジタルパーマの違い

美容室のパーマメニューにはいくつか種類があるため、「自分にはどれが合うのだろう」と迷う方も多いでしょう。それぞれの特徴を整理すると、次のようになります。

・施術方法:デジタルパーマは薬剤と熱を使用、一般的なパーマは主に薬剤の働きを利用 ・カールの出方:デジタルパーマは乾いたときに出やすく、一般的なパーマは濡れたときに出やすい ・得意な質感:デジタルパーマは大きく立体的なカール、一般的なパーマは柔らかなウェーブや細かな動き ・スタイリング:デジタルパーマは乾かしながら形を整えやすく、一般的なパーマはムースなどで濡れた質感を出しやすい ・おすすめの長さ:デジタルパーマはミディアムからロングが中心、一般的なパーマはショートからロングまで幅広い ・向いている方:デジタルパーマは朝の再現性や持続性を重視する方、一般的なパーマは軽い動きや根元付近のカールを求める方

どちらが優れているということではなく、髪質や長さ、希望するスタイルによって適した方法が異なります。希望するカールの大きさや普段のお手入れ方法まで美容師に伝え、適切なメニューを選ぶことが大切です。

夏にデジタルパーマが人気を集める理由

①暑い朝にヘアアイロンを使う時間を減らせる

夏の朝にコテやヘアアイロンを使うと、準備をしているだけで汗をかいてしまうことがあります。デジタルパーマをかけておくと、毎朝すべての髪を巻く必要が少なくなり、アイロンを使うとしても顔まわりなど一部分だけで済みやすくなります。熱を使う時間を減らせることは、朝の時短だけでなく、毎日の熱ダメージを抑えることにもつながります。

②結ぶだけでも自然な動きが出る

夏は気温が高いため、髪を結んで過ごす日が増えます。毛先にデジタルパーマがかかっていれば、一つに結ぶだけでもカールがアクセントになります。忙しい日は結ぶだけ、時間に余裕のある日は髪を下ろすなど、一つのスタイルで複数の楽しみ方ができることも魅力です。

③自宅でサロンの仕上がりを再現しやすい

デジタルパーマは、乾かす過程でカールが現れやすいため、スタイリング方法を覚えると自宅でも再現しやすい施術です。根元を先に乾かしたあと、毛先を指に巻きつけるように乾かし、スタイリング剤をなじませれば、柔らかなカールを整えやすくなります。乾かし方によって仕上がりは変わるため、施術当日は美容師に自宅での乾かし方を実際に見せてもらうことが大切です。

④毛先のまとまりをつくりやすい

肩に当たって毛先がはねる、髪を下ろすと広がって見えるといったお悩みは、ミディアムからロングの方によく見られます。毛先にデジタルパーマをかけることで、はねる方向を無理に抑えるのではなく、カールとして生かしやすくなります。

⑤時間が経ってもスタイルを楽しみやすい

デジタルパーマは、比較的大きなカールと相性が良いため、時間の経過とともに緩やかな質感へ変化していく過程も楽しめます。ただし持続期間には髪質やダメージ、ホームケアなどによる個人差があり、適切なシャンプーや保湿、乾かし方を続けることが重要です。

デジタルパーマがおすすめの方

次のような方は、デジタルパーマを検討する価値があります。

・毎朝コテで髪を巻いている ・仕事や育児でスタイリング時間を短くしたい ・乾かすだけでまとまりやすい髪を目指したい ・ミディアムやロングヘアに柔らかな動きが欲しい ・毛先がはねやすく、まとまりにくい ・一つ結びでもおしゃれに見せたい ・パーマの再現性を重視したい

特に、毛先中心のカールやコテで巻いたような仕上がりが好きな方には相性の良い施術です。

デジタルパーマが適さない場合もある

デジタルパーマは便利な施術ですが、すべての髪に適しているわけではありません。次のような髪の状態や希望がある場合は、別の方法を検討することもあります。

・短い髪に細かなウェーブが欲しい場合は、一般的なパーマが適することがある ・ブリーチを繰り返している場合は、施術を見送るか別の提案が必要になることがある ・強い縮毛矯正の履歴がある場合は、薬剤や熱の負担を慎重に判断する必要がある ・根元からボリュームを出したい場合は、カットや別のパーマ方法が合うことがある

特に、ブリーチや縮毛矯正などの履歴がある髪は、見た目以上に負担が蓄積していることがあります。過去に行った施術を美容師へ正確に伝え、無理のない方法を相談しましょう。IYOHKでも、髪の状態によっては希望された施術をそのまま行うのではなく、髪の健康を優先して別の選択肢をご提案する場合があります。

忙しい朝でもできるデジタルパーマの乾かし方

きれいなカールを見せるために、難しい技術は必要ありません。

まず、濡れた髪はタオルで挟み、押さえるように水分を取ります。次に毛先を中心に洗い流さないトリートメントをなじませ、まず頭皮と根元を乾かします。髪がある程度乾いたら毛先をいくつかの束に分け、カールの方向に合わせて指へ巻きつけながら弱めの風で乾かすと形が整いやすくなります。最後に、完全に乾いてからオイルやバームなどを少量ずつなじませると、自然な仕上がりになります。

デジタルパーマを長く楽しむホームケア

パーマ後の髪は乾燥しやすいため、必要なうるおいまで落としすぎない、洗浄力が強すぎないシャンプーがおすすめです。自然乾燥は髪が広がったり絡まったりする原因になるため、少なくとも頭皮と根元はしっかり乾かしましょう。

また、夏の紫外線は髪の乾燥や手触りの低下につながるため、髪にも使用できるUVケアアイテムや帽子を取り入れることが大切です。毛先に枝毛や絡まりが増えるとカールがまとまりにくくなるため、定期的に毛先を整えることもポイントです。

IYOHKが大切にするデジタルパーマの考え方

IYOHKでは、パーマをかけること自体をゴールにはしていません。大切にしているのは、お客様が美容室を出たあとも、ご自宅で無理なくスタイルを再現できることです。

そのため、カウンセリングでは希望する写真だけでなく、朝のスタイリングに使える時間、普段コテやアイロンを使用するか、髪を結ぶことが多いか、過去のカラーやパーマ、縮毛矯正の履歴なども丁寧に伺い、一人ひとりに合うカールの位置や大きさ、カットの形をご提案します。

IYOHKの全スタイリストは高い水準の技術習得を大切にしており、カット料金は一律7,000円(税抜)です。担当者による料金差を設けるのではなく、誰が担当しても「記憶に残る技術」を提供することを目指しています。ご自宅での乾かし方やスタイリング剤の使い方までお伝えすることで、サロンの仕上がりだけでなく、その後の日常も快適にすることを大切にしています。

お子様連れやご家族での相談にも

朝の準備で忙しい子育て世代の方にとって、周りを気にせず相談できる環境も大切なポイントです。IYOHKの西原店・上幟町店は3席のみのプライベート空間で、ご家族での貸切利用も可能です。お子様連れでも落ち着いて、朝の時短スタイルについてご相談いただけます。

デジタルパーマに合う夏のおすすめスタイル

デジタルパーマは、長さや悩みに合わせてさまざまなスタイルに応用できます。肩周辺で毛先が動くミディアムのくびれカールは、夏らしい軽さを出しやすく、結んだときにも柔らかな印象になります。ロングヘアに大きなカールを加えると、髪を下ろしたときは華やかに、結んだときは毛先に動きのあるスタイルを楽しめます。

派手なパーマには抵抗がある方には、毛先だけのワンカールもおすすめです。内巻きに乾かしやすく、オフィスにもなじむ上品なスタイルをつくれます。理想のイメージに近いスタイルがあれば、カウンセリングの際に写真などで共有していただくと、より仕上がりのイメージが伝わりやすくなります。

よくある質問

  1. デジタルパーマはどのくらい持ちますか。 持続期間は髪質、長さ、カールの大きさ、ダメージの状態、ホームケアによって異なります。一般的には、時間の経過とともにカールが少しずつ緩やかになります。次回の施術時期は一律ではないため、髪の状態を見ながら美容師へ相談することをおすすめします。
  2. カラーとデジタルパーマは同じ日にできますか。 髪の状態や施術履歴によって判断が異なります。同日に行える場合もありますが、ダメージが蓄積している場合は、日程を分けた方がよいこともあります。
  3. 縮毛矯正をした髪にもデジタルパーマをかけられますか。 縮毛矯正の履歴や髪のダメージによっては、施術できない場合があります。過去に施術した時期や範囲、使用した薬剤が分かる場合は、カウンセリング時に美容師へ伝えましょう。
  4. パーマをかけると朝は本当にラクになりますか。 髪質やスタイルによって個人差はありますが、毎朝髪全体をコテで巻いている方は、スタイリング時間を短縮しやすくなります。ただし、寝ぐせ直しや乾かし方など最低限のお手入れは必要です。

まとめ

デジタルパーマは、乾かしたときにカールが現れやすく、自宅での再現性を重視する方におすすめの施術です。特に夏は、暑い中でコテやヘアアイロンを使う時間を減らせるほか、髪を結んだときにも毛先の動きを楽しめるというメリットがあります。

忙しい朝をラクにするためには、ただパーマをかけるのではなく、髪質や長さ、施術履歴、普段のスタイリング時間に合うデザインを選ぶことが大切です。希望するカールの写真を用意する、過去のカラーや縮毛矯正の履歴を伝える、朝のスタイリングに使える時間を伝える、といった準備をしておくと、より満足度の高い仕上がりにつながります。

IYOHKでは、お客様の髪だけでなく、仕事や家事、子育てを含めた毎日の過ごし方まで考えたヘアスタイルをご提案しています。「朝に髪を巻く時間を減らしたい」「結ぶだけでもおしゃれに見える髪にしたい」という方は、まずは現在の髪の状態と理想の過ごし方をお聞かせください。毎朝の準備が少しラクになれば、一日の始まりにも心のゆとりが生まれます。

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